【どう行く?】乗鞍大雪渓           (乗鞍観光センター)

グリーンシーズンの乗鞍岳山頂周辺は、真夏でも爽やかな風と清々しい空気を感じながら日常を忘れてリフレッシュできる絶好のスポットです。夏でも雪渓を目の前に感じる事ができる日本でも数少ない場所の一つで、バスでこれほど近い場所に気軽に行けるのも珍しい場所です。今回は私のトレッキングの経験も参考に快適なアクセスを紹介します。

乗鞍岳の大雪渓は、7月でもスキーが楽しめる雪渓があることが魅力の一つです。冬季には豪雪地帯として有名で、山腹の位ヶ原には広大な雪原が広がり、梅雨時まで、山頂付近の高山地帯から麓のスキー場まで楽しめるロングツアーコースが設置されていることでも有名です。各地のスキー場が営業を終えた春以降の時期から、雪原を楽しむスキーヤーに人気があり、雄大な雪山の美しさを楽しむことができます。

今回は、乗鞍岳大雪渓(畳平)へのアクセスとして、麓の乗鞍観光センターを経由する(長野県側ルート)方法で紹介したいと思います。

乗鞍大雪渓について

乗鞍大雪渓は、春から秋にかけて美しい自然景観を楽しむことができる魅力的なスポットです。特に夏季から初秋にかけてが入山のベストシーズンとされています。

夏季には、雪解け水が流れる清々しい風景が広がります。緑豊かな草原や鮮やかな花々が咲き誇り、登山やハイキング愛好者にとって理想的な場所です。涼しい気候の中、自然と一体感を感じつつ、登山やトレッキングを楽しむことができます。

秋になると、紅葉が美しく彩り、高原一帯が鮮やかな色彩に包まれます。特に早朝や夕暮れ時には、光と風景が絶妙なハーモニーを奏で、写真愛好家にも最適なシーズンです。

乗鞍大雪渓の楽しみ方として、登山やトレッキングとして自然を満喫するのはもちろん、自然観察や写真撮影、雪渓でのスキーやスノーボートなど、様々なアクティビティが楽しめます。ただし、標高が高い高山地帯であるため、気温や天候の変化に注意が必要なのと、貴重な植物、動物が生活する国定公園であることを忘れずに。自然環境を守って、適切な服装と装備を整えて楽しむことをお勧めします。

所在地 乗鞍観光センター

〒390-1520 長野県松本市安曇4306-5
最寄り駅は、松本電鉄上高地線 新島々駅です。
新島々駅からはバスやタクシーを利用します。

標高差はどのくらい

最上部 2700m~2800m(大雪渓)
最下部 1450m(乗鞍観光センター)
標高差 1250m
乗鞍大雪渓への玄関口である乗鞍観光センターは、Mt.乗鞍スノーリゾートの麓に位置しており、標高は1,450mです。乗鞍大雪渓(畳平)へはここからスキー場を経由して山頂直下まで登ります。標高は2,700m、春であればこの雪渓からゲレンデまで滑り降りるスキーツアーコースがあります。

乗鞍大雪渓(畳平)へ行くには

乗鞍岳山頂付近の畳平へは岐阜県側からもアクセスが可能ですが、今回は長野県側からアクセスを想定して、麓の乗鞍観光センターから畳平行きのバスで雪渓を目指す方法を紹介します。

乗鞍観光センターから畳平までの時刻表です。

観光センター畳平畳平観光センター
〇6:10〇7:00〇7:10〇8:00
7:007:508:058:55
8:008:509:059:55
9:009:5010:0510:55
9:3010:2011:0511:55
10:0010:5012:0512:55
11:0011:5013:0513:55
12:0012:5014:0514:55
13:0013:5015:0515:55
14:0014:5016:0516:55
15:3016:20●16:30●17:20
〇17:05〇17:55
  〇は7/1~9/30運行  ●は10/1~10/11運行
※詳しくは畳平バスターミナルのHPをご覧ください。

アクセス方法 乗鞍観光センターまで

公共交通機関

松本市内から乗鞍観光センターへ
ここでは松本駅/松本バスターミナルから乗鞍観光センターまで、公共交通機関を利用した場合のアクセス方法を考えてみます。
更に遠方の方の参考に、首都圏からでしたら”特急あずさ”で松本駅へのアクセス、大阪・名古屋方面からでしたら”特急しなの”で松本駅へのアクセスの場合も調べてみます。

JR松本駅からは、JR松本駅→松本電鉄新島々駅→乗鞍観光センターと進みます。
他にも松本駅からは、バスでJR松本駅→乗鞍観光センターと進む方法もありますので後ほど紹介します。

電車

まずは実際の電車の時刻表をもとに”JR松本駅→松本電鉄新島々駅”を調べてみます。
松本電鉄新島々行きはローカル線で、とても趣のあるかわいらしい路線です。運行本数も比較的安定しているので、イメージ通りの電車に乗車できそうです。電車好きな方は是非記念に利用してみたい路線です。
以下がJR松本駅→松本電鉄新島々駅の時刻表です。

<松本電鉄上高地線 電車運行時刻表紹介>

松本新島々新島々松本
6:317:015:446:14
7:157:496:296:59
8:028:327:147:44
8:218:547:368:12
8:439:148:008:31
9:239:548:429:12
10:1010:409:229:52
10:4511:1510:0810:37
11:3012:0010:5311:22
12:0912:3911:2811:57
12:5013:2012:0712:36
13:2913:5912:4813:17
14:0714:3813:2713:56
14:4615:1714:0614:36
15:2615:5714:4515:15
16:0516:3615:2515:55
16:4417:1516:0416:34
17:2317:5416:4317:13
18:0118:3217:2217:52
18:4219:1318:0018:30
19:2719:5718:4119:11
20:1220:4219:2519:54
20:5421:2420:1020:39
21:5422:2421:1221:41
23:0723:3722:3223:01
※詳しくはアルピコ交通のHPをご覧ください。

次に新島々駅から乗鞍観光センターまでのバス運行時刻について確認してみます。
ここからは運行本数も少なくなりますので、事前に目的の時刻をしっかり確認しておくことをお勧めします。

<アルピコ交通乗鞍高原線 バス運行時刻表紹介>
2023年4月17日(月)~11月15日(水)

新島々観光センター観光センター新島々
605652725828
8059089281031
1050115312131316
1250135314131516
1410151316061709
1530163317061753
1725181218311918
※詳しくはアルピコ交通のHPをご覧ください。

バス

今度は松本バスターミナルから直接乗鞍観光センターまでバスでアクセスする方法です。
こちらは、先ほどの新島々駅での乗換バスに松本バスターミナルから乗ってゆくことになります。松本駅とバスターミナルまでは少し距離があります(200mくらい)が、初めからバスに乗って新島々駅で乗り換えしたくない方は松本バスターミナルで乗り換えておくことをお勧めします。高速バスでターミナルに着く方は、そのままターミナルで乗鞍観光センター行きのバスに乗り換えれば良いと思います。
一方、特急等で松本駅に到着し、バスターミナルまでの距離が気になる方は、松本駅で更に松本電鉄に乗り換えて、新島々駅でバスに乗り換えてた方が移動距離が少ないと思います。
乗換時間の都合で選んでも良いと思います。

<アルピコ交通乗鞍高原線 バス運行時刻表紹介>

松本バスターミナル観光センター観光センター松本バスターミナル
715908725910
101011539281122
1209135312131356
1329151314131555
1446163316061752
1644181217061830
18311954
※詳しくはアルピコ交通のHPをご覧ください。

公共交通機関で乗鞍観光センターまでアクセスする場合、松本駅から松本電鉄上高地線に乗り換えて新島々駅まで行きバスに乗り換えて観光センター迄行く方法と松本バスターミナルから乗鞍観光センターまでバスで行く方法を紹介しました。

松本までのアクセスについては、東京方面新宿駅からであれば”特急あずさ”を利用する場合とバスタ新宿から松本バスターミナルまで高速バスでアクセスする方法があります。
また、大阪・名古屋方面からも”特急しなの”を利用する方法と高速バスで松本を目指す方法がありますので、利用しやすい手段や乗換の負担の少ない方法をお勧めします。

自家用車

高速道路で松本ICを経由して乗鞍観光センターへアクセス
グーグルマップで松本ICから乗鞍観光センターまでの自家用車でのアクセスを調べてみます。
遠方の大阪・名古屋方面や東京方面の方が松本ICを経由することも想定して、中央自動車道から長野自動車道に入り松本ICを起点とした場合を想定してみます。

長野自動車道 松本ICから乗鞍観光センター

まずは東京方面/大阪・名古屋方面いずれも中央自動車道で長野県にアクセスします。
中央自動車道から岡谷JCにて長野自動車道に路線を変更し、4つ目のICが松本ICです。
このICで降りる事を想定し、ここから一般道で乗鞍観光センターへ向かいます。

松本ICを降りてからは国道158号線を岐阜高山方面へ向かいます。途中上高地/高山方面と乗鞍高原方面に分かれますので乗鞍高原方面に進むと乗鞍観光センターに到着します。ナビを使えば松本ICから乗鞍観光センターまではそれほど迷う事なく到着できると思います。
ただし、道中は国道としては道幅や路肩が狭いのでUターンや路肩停車はほとんどできません。休日は観光客で交通量も多いのでルートは事前に確認の上、運転には注意しましょう。到着までの所要時間と距離は以下の通りです。

時間 : 56分
距離 : 39km

松本ICまで
因みに松本ICまでのアクセスは、中央自動車道もしくは上信越自動車道から長野自動車道を経由して松本ICで降りるルートです。
主な都市からの距離については、この後の費用の項目で紹介します。

アクセス費用

公共交通機関

まずは最終目的地である乗鞍観光センターから畳平までのアクセス費用を調べてみます。
この区間はマイカーが規制されています。(夏季は自転車での入山も可能です)このバスでのみアクセス可能ですので、皆さんこの料金がかかります。
乗鞍観光センターの乗り場でチケットが購入できますのでそこでチケットを購入してバスに乗りましょう。

乗鞍観光センターから畳平へ
片道1700円 往復3400円


片道/往復とありますが、登山目的やトレッキング目的の方でしたら、登り下りのどちらかでバスを利用するというのも楽しみ方の一つかもしれません。登山として入山し帰りはバスで降りる方法や、バスで入山し帰りはトレッキングで下る等、入山方法の楽しき方に応じてチケットを決めると良いと思います。

松本電鉄上高地線 松本駅→新島々駅

JR松本駅より松本電鉄上高地線を利用してアクセスする場合を想定し、新島々駅までの運賃等費用についてみてみます。

松本駅 → 新島々駅
大人 片道  710円

アルピコ交通乗鞍高原線 新島々駅/松本バスターミナル→乗鞍観光センター

次に新島々駅から乗鞍観光センターまでの費用をみてみます。

新島々駅から乗鞍観光センター
大人 片道 1350円


一方、松本バスターミナルから乗鞍観光センターまでバスで移動する場合のアクセス費用をみてみます。

松本バスターミナルから乗鞍観桜センター
大人 片道 2060円


結論とすると、松本→乗鞍観光センターまでの料金は、電車とバスを乗り継いだ場合と、バスで松本バスターミナルから乗鞍観光センターまでを移動した場合と同額でした。(どちらも同会社の経営なので当然ですが・・。)
同額なので料金を気にせず時間と都合で好きな手段を選べて良いです。

因みに新宿/名古屋駅から松本駅(松本バスターミナル)までの所要時間と運賃をまとめてみます。
特急で松本駅まで
新宿駅から特急あずさ  2時間35分 6,620円
名古屋駅から特急しなの 2時間03分 5,610円

バスを利用 首都圏/名古屋→松本バスターミナル

今度は高速バスを利用して松本バスターミナルまで向かう場合の運賃について調べてみます。

バスタ新宿から    3時間18分 4,300円(土日祝)
名鉄バスセンターから 3時間33分 4,400円(土日祝)


新宿からでしたらこんなお得なチケットもあるようです。
バスタ新宿→乗鞍観桜センター 乗継 ゆうゆうきっぷ
大人 往復 10500円
購入は往復料金  有効期間あり


有効期限はありますが、料金的には大分お得に利用できそうです。日程に余裕のある方はぜひ利用したい内容です。

公共交通機関を利用しての費用について、松本までのアクセスでは、電車で特急を利用する場合と高速バスを利用する場合とで料金の違いはあるものの、松本駅または松本バスターミナルを起点とした場合の畳平までの料金には差がないことがわかります。
松本を起点とすることを考えた場合には、移動手段に迷うことなく好きな手段を選ぶことができます。松本市内からの区間で選択のポイントは、乗換の回数や乗換時の移動距離の違いになりそうです。
遠方かアクセスする場合には。そのアクセス手段と乗換場所を考慮して有効な方法を検討するのが賢い選択かと思います。

新宿から出発できる方で日程に余裕のある方に限ってはバスタ新宿から乗鞍観光センターまで購入できる”ゆうゆうきっぷ”がお得に使えそうです。

自家用車

長野自動車道 松本ICから乗鞍観光センター

自家用車での移動費用ですが、まずは松本ICから乗鞍観光センターまでの費用を計算してみます。
松本ICより目的地まで走行距離(39km)としてガソリン代も試算してみます。
ガソリン単価165円と仮定(2023/7時点)燃費15km/L として算出してみると429円になりました。
松本IC  → 乗鞍観光センター
39km 429円


因みに公共交通機関と同様に、以下に新宿/名古屋から松本ICまでの所要時間と高速料金をまとめてみます。
新宿出入口 2時間40分 222km 4,610円(ETC休日割引有)
名古屋IC  2時間20分 203km 3.580円(ETC休日割引有)


ガソリン代を加算して上記計算式で試算してみると
新宿出入口 222km 4,610円(高速代)+ 2,442円(ガソリン代)= 7,052円
名古屋IC 203km 3.580円(高速代)+ 2,233円(ガソリン代)= 5,813円

となりました。

どれくらい遠方からアクセスするかで費用は大きく変わってきますので、スタート地点からの費用はそれぞれの状況で調べる必要はありそうです。
主要都市から単独で移動する場合のアクセスに関しては、高速バスの利用や、”ゆうゆうきっぷ”がコスパ良く移動できそうです。単独の移動で自家用車を利用すると、高速代とガソリン代で以外とコストがかかることがわかります。

一方で、近隣からのアクセスで高速道路を利用しない場合、単独でも自家用車の方がコスパは良くなります。特に乗鞍観光センターまで自家用車で行くことを考えると費用はぐっと抑えられます。

1人/2人/3人/4人 で比較

次に家族や友人とワイワイ複数人で出掛けることを想定して費用の比較をしてみます。
これも松本駅/松本ICを起点とした場合の費用の比較です。
公共交通機関
2人  4,120円
3人  6,180円
4人  8,240円

自家用車
2人  429円
3人  429円
4人  429円


自家用車は人数が増えても1台に乗合することになるので一人当たりのコスパはとても良いです。公共交通金の場合、松本市内から乗鞍観光センターまでの費用はそれなりにかかりますので、もはや自家用車との比較にはならない差があります。
遠方からのアクセスの場合でも2名以上であれば、自家用車の方がコスパは良さそうでう。

参考までに、自家用車ではなくレンタカーを借りる場合もあるかもしれませんので、その場合も想定してみます。コンパクトカー1台(C-1クラス コンパクト)を24時間レンタルした料金を8,000円と想定するとその分が加算になります。また、8人乗りミニバンクラスであれば、20,000円を超えるくらいになりそうです。
乗合の人数と快適性のバランスで選ぶのが良さそうです。

今回の算出金額の起点は公共交通機関であれば松本駅/松本バスターミナル、自動車であれば松本ICですが、東京/名古屋近郊からアクセスの場合、上記のような松本市までのアクセス費用がかかります。人数と車の手配をどうするか、スタート地点によって費用に違いが出てきます。

複数人や家族で移動する場合には、移動時間を抑えたり、自由度を持ちながら移動したい為、車での移動が向いているアクセス手段であることがわかります。
一方で公共交通機関の場合は、出発地点からの料金×人数分での負担が発生します。2名程度で運転や渋滞のストレスからの解放感を味わいながら、移動中も互いにストレスなく旅を楽しむ場合に向いている手段だと思います。

快適で自身の目的に適した移動手段を検討する材料として見ていただくことをお勧めします。

施設設備紹介 ロッカー/駐車場

コインロッカーは乗鞍観光センターと畳平のバスターミナル(300円/1回)にもあります。入りきらない場合は売店で預かってもらう事も可能のようです。
売店やセンターの営業時間には注意しましょう。ロッカールームに入れなくなったり、売店が営業を終了してしまう事があります。
預ける際には事前に確認しておくことをお勧めします。

駐車場

無料駐車場は乗鞍観光センターにあります。登山シーズンには朝から観光客が大勢訪れますので、自家用車でアクセスを予定する方は早めの到着をお勧めします。周辺にも駐車場はありますので利用は可能ですが、移動距離と時間がかかりますので時間に余裕を持ちましょう。

おすすめのアクセス方法/楽しみ方

お勧めのアクセス方法ですが、首都圏からコスパ優先で、少人数でしたら高速バスの利用や、ゆうゆうきっぷが一番良さそうです。
松本市内からも畳平までは結構時間がかかりますので、前日に松本市内で宿泊し、翌朝乗鞍観光センターに向かうのがベストです。
天候の影響を受けにくく絶景を満喫するには午前中10時頃までには畳平に到着しておくことをお勧めします。大雪渓周辺をトレッキングして楽しむ上でも3~4時間は時間を取りたいです。

複数人でしたら自家用車やレンタカーを利用して、自由度や時間効率を優先した相乗りでの移動が適していると思います。その場合でも早朝には松本市内に到着し、9時前には乗鞍観光センターに到着しているスケジュールで動きましょう。

個人的には公共交通機関を利用したアクセスで、移動中も安心して景色を楽しみながら目的地に向かう事をお勧めします。
公共交通機関を利用するデメリットには、ちょっとした歩行での乗換移動や乗換の待ち時間もあります。その為公共交通機関での移動の場合は、その時間も楽しめる余裕を持った移動計画がポイントです。

一方、自家用車移動のデメリットとしては、渋滞や車両トラブル・事故、運転の疲れやストレスが負担になります。運転手に負担が集中しやすいです。
また、畳平は標高の高い高山地帯です。天候の変化も早いですが、天候が良ければ長時間を散策することになります。体調や服装、靴など準備を整えてゆくことが必須です。
疲れもたまりやすく高山病を発症する可能性もあります。長距離運転や無理な計画でのアクセスは危険を伴いますので、十分気を付けましょう。

目的地には安全面から午前中の到着をお勧めします。午後には雲に覆われることが日常的におきますので、午後は絶景を楽しめる可能性がグッと下がり落雷や雨の危険度が増します。
安沿面を考慮しても午前中の到着で計画をすることをお勧めします。

まとめ

今回は夏でも涼しく、雪渓のある乗鞍大雪渓(畳平)へのアクセスについて紹介してみました。
公共交通機関や自家用車での経路や費用はスタート地点でそれぞれ異なりますし、メリット、デメリットがあります。

乗鞍大雪渓は夏でも雪が残る高山地帯です。突然天候が悪化し雷鳴と激しい雨が降り出すことも少なくありませんので、入山には天候悪化を想定した準備を十分整えて楽しみましょう。
また、体調を整えて入山することがとても大事ですので、遠方の方は前泊等して早朝には松本市内を出発できるスケジュールが賢明です。

今回の内容が、移動時の楽しみ方や同行する人数、時間と費用を総合的に判断して、自分に適した手段を手軽に判断できる材料となることを期待しています。
目的地だけでなく移動時間も楽しんでもらえる方法の助けになれば嬉しく思います。

この記事の内容には運行期間を記された内容を多く含んでいます。利便性高く読んでいただける様できるだけアップデートを意識して有効な内容にまとめてゆきたいと考えています。
具体的なより詳しい情報を知りたい方は、各情報のHPなどで調べていただくことをお勧めします。