夏の八方池は、爽やかな風と清々しい空気を感じながら、大絶景の中でリフレッシュできる絶好の場所です。私のトレッキングの経験も盛り込みながら快適なアクセスを紹介します。
八方池は、白馬八方尾根スキー場からアクセスする夏のトレッキングに最適な素晴らしい場所です。長野県白馬村に位置し、豊かな自然と壮大な景観がなんといっても魅力です。夏季になると雪に覆われた白馬連峰の冬の姿は一変し、残雪を抱いた雄大な山並みを背景に新緑と澄み切った空気に覆われた雰囲気は別世界にいる様です。
八方池までのトレッキングコースは充実しており、初心者から上級者まで楽しめるルートになっています。八方池周辺では、高山植物が豊富に見られ、トレッキング中に高山植物の花々を楽しむ贅沢な体験ができます。
また、八方池は唐松岳への登山ルートに位置しており、八方池から唐松岳までのコースは登山客に人気の絶景ルートとして有名で、頂上からの絶景は北アルプス、立山連峰を一望できる360度のパノラマが広がります。
八方池 白馬八方尾根スキー場について
白馬八方尾根スキー場は唐松為(標高2696m)の山頂から、東斜面に延びる尾根沿いの麓に広がる広大なスキー場です。スキー場にはゲレンデ麓駅からゴンドラリスト”アダム”2064mが設置されています。ゲレンデ上部までは、このゴンドラとリフトを乗り継いで行くことができます。夏の間も運行されているのでどんな方でもゲレンデ上部まで気軽に行くことができます。
ここから八方池まではトレッキング用の木道や登山道が整備されています。ゲレンデ内とは違い本格的な登山ルートになっていますので、それなりの装備は必要です。
軽装での入山は危険でので登山用の準備はしっかり整えて入山しましょう。
所在地
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村八方
最寄り駅は白馬駅です。
白馬駅からはバスやタクシーを利用する方が便利です。
標高差はどのくらい
最上部 2060m(八方池)
最下部 770m(ゴンドラ麓駅)
標高差 1290m
八方池の玄関口にあたる八方尾根スキー場は、白馬周辺に広がるスキー場の中で中心的存在で、長野冬季オリンピックの舞台となったスキー場としても有名です。最上部の標高も高く、標高差も全国トップレベルの為、標高の高さを活かし、比較的容易に北アルプスの本格的な登山や絶景を楽しめる事から、多くの登山客に人気のスキー場にもなっています。
八方池へ行くには
麓に広がるゲレンデの中央位置にあるゴンドラ麓駅から八方池までは、八方アルペンラインを使ってアクセスします。ゴンドラからアルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトを乗り継いでゲレンデ上部の八方池山荘に向かいます。
ゴンドラ”アダム” 運行時間
2023年6月3日(土)・4日(日)・10日(土)〜11月5日(日)
8:00~16:20(上り最終) 16:50(下り最終)
夏の繁忙期には30分刻みの切り上げ運行あり、土日の最も早い早朝運行6:30
アクセス方法 八方尾根スキー場まで
公共交通機関
JR松本駅またはJR長野駅
ここでは公共交通機関の案内として松本駅または長野駅を起点として考えてみます。
首都圏からでしたら”特急あずさ”で松本駅、または新幹線で長野駅経由が良いです。また、大阪・名古屋方面からでしたら”特急しなの”になるかと思います。”特急あずさ”や”特急しなの”又は飛行機(松本空港)であれば、JR松本駅は中継点になりそうですので、この駅を起点としたアクセスと新幹線で北陸や首都圏からのアクセスを想定したJR長野駅を起点としたルートを紹介してみます。
JR松本駅を起点の場合はJR松本駅→JR白馬駅→白馬八方尾根スキー場を、JR長野駅を起点とした場合はJR長野駅→白馬八方尾根スキー場を想定しています。
JR白馬駅で乗り換える場合は、白馬地域のスキー場を巡回する無料シャトルバスを利用します。
電車
まずは実際の電車の時刻表をもとに”松本駅→白馬駅”を調べてみます。
大糸線はとても運行本数が少ないので、松本駅→信濃大町駅間と信濃大町駅→白馬駅間の2区間に分けて考えたほうが良さそうです。
松本駅から乗車した場合、信濃大町駅でその先に進む次の電車を必ず待つことを想定しています。その為松本駅からの乗車時刻によっては、乗り継ぎまで待ち時間がとても長くなる場合があります。
特急を使うか、各駅停車で行くか、プランに合わせた時刻を選ぶのが賢明です。
<往路紹介>
松本駅発 → 信濃大町駅 → 白馬駅着
05:56発 → 07;02着 07:21発 → 08:01着 各駅停車
06:28発 → 07;39着 10:26発 → 10:55着 特急あずさ 土日祝のみ
07:15発 → 08:13着 10:26発 → 10:55着 特急あずさ 土日祝のみ
07:48発 → 08:52着 10:26発 → 10:55着 特急あずさ 土日祝のみ
09:20発 → 10:18着 10:43発 → 11:22着 各駅停車
09:48発 → 10:25着 10:26発 → 10:55着 特急あずさ 土日祝のみ
10:09発 → 11:10着 11:17発 → 11:42着 特急あずさ5号
10:41発 → 11:16着 11:17発 → 11:42着 特急あずさ5号
10:50発 → 11:28着 11:29発 → 11:57着 特急しなの 運行日少なく要確認
11:20発 → 12:19着 12:21発 → 13:00着 各駅停車
11:43発 → 13:00着 13:10発 → 13:42着 運行日少なく要確認
12:20発 → 13:28着 15:09発 → 15:50着 各駅停車
13:19発 → 14:18着 15:09発 → 15:50着 各駅停車
14:09発 → 15:05着 15:09発 → 15:50着 各駅停車
15:24発 → 16:21着 16:36発 → 17:15着 各駅停車
白馬駅からスキー場まで
シャトルバス 2023/6/10~2023/10/22
白馬駅から八方ゴンドラに向かうシャトルバスは午前中のみ4本です。
八方バスターミナルで降りる便もありますので注意が必要です。
白馬駅発 → ゴンドラ”アダム”着
08:30発 → 08:37着
09:15発 → 09:25着(八方バスターミナル着)
09:57発 → 10:04着
11:55発 → 12:02着
<復路紹介>
八方ゴンドラから白馬駅に向かうシャトルバスは午後のみ3本です。
八方バスターミナルから発車の便もありますので注意が必要です。
ゴンドラ”アダム”発 → 白馬駅着
13:22発(八方バスターミナル発) → 13:27着
14:25発 → 14:45着
15:46発 → 16:08着
以下は復路の白馬駅から松本駅までの時刻表です。
白馬駅からの本数は少ないですが、信濃大町駅からの乗り換えは比較的本数も多く、困ることなく特急や各駅停車の乗り換えが可能で選択肢が増えます。
白馬駅発 → 信濃大町駅 → 松本駅着
06:10発 → 06:46着 06:48発 → 07:47着 各駅停車
06:57発 → 07:37着 0:746発 → 08:45着 各駅停車
07:43発 → 08:22着 08:26発 → 09:19着 各駅停車
10:23発 → 11:00着 11:30発 → 12:34着 各駅停車
12:22発 → 12:59着 13:01発 → 14:00着 各駅停車
13:10発 → 13:42着 13:52発 → 14:44着 特急あずさ 土日祝日のみ
14:49発 → 15:21着 15:22発 → 15:59着 特急しなの 運行日少なく要確認
15:16発 → 15:42着 15:43発 → 16:20着 特急あずさ 土日祝日のみ
15:35発 → 16:15着 16:22発 → 17:13着 リゾービューふるさと 運行日要確認
15:51発 → 16:27着 16:34発 → 17:31着 各駅停車
16:37発 → 17:13着 17:16発 → 18:10着 各駅停車
18:25発 → 19:02着 19:11発 → 20:07着 各駅停車
公共交通機関を利用してのアクセスでは、電車で白馬駅を下車し、八方尾根スキー場ほか、岩岳マウンテンリゾート、栂池スキー場と周辺ホテルを結ぶ無料シャトルバスを利用するのが一番良いと思います。
夏のグリーンシーズンで健脚な方でしたら、歩いて往復することも可能ですし、レンタサイクルで往復するのも違った楽しみ方ができて良いかもしれません。
アクセスの方法が決まったら午前中に八方池に着けるスケジュールを選ぶのがお勧めです。
北アルプスが太陽に照らされてよく映えるのは午前中ですので、より絶景を楽しみたい方は絶対に午前中早めの到着を目指して予定を立てましょう。
バス
次に公共交通機関として長野駅からバスを利用する場合はどうでしょうか。
長野駅までは新幹線を利用し、そこから直行バスで向かう場合の時刻と、バスタ新宿からスキー場までの直行バスの時刻を調べてみます。
長野駅から八方バスターミナルまでは7便、八方バスターミナルから長野駅までは6便、バスタ新宿からの往復には4便づつが運行されているようです。
特急バス 長野~白馬線 2023/4/1~2023/11/30
長野駅東口 → 八方バスターミナル
08:20発 → 09:35着
09:50発 → 11:15着
11:00発 → 12:15着
14:00発 → 15:15着
17:10発 → 18:25着
18:20発 → 19:35着
20:00発 → 21:15着
八方バスターミナル → 長野駅東口
06:30発 → 07:50着
08:20発 → 09:35着
11:05発 → 12:20着
14:45発 → 16:10着
15:50発 → 17:05着
17:45発 → 190:0着
高速バス バスタ新宿~白馬線 2023/4/1~2023/12/8
バスタ新宿 → 八方バスターミナル
06:35発 → 11:48着
07:35発 → 12:48着
15:05発 → 20:18着
23:05発 → 05:44着
八方バスターミナル → バスタ新宿
07:00発 → 12:13着
14:15発 → 19:28着
15:15発 → 20:28着
16:32発 → 21:43着
長野駅まで新幹線を利用した場合、八方バスターミナルのバスを利用することになります。首都圏からの方や北陸方面からの方にとっては長野駅は利用し易く、運行本数も不便のない程度に用意されているようです。
首都圏からの方にとっては、上記で紹介しました松本経由の特急あずさを利用するよりも新幹線で長野駅を経由して直行バスの方が便利に感じます。到着時間がそれぞれ違うので計画的な移動手段を選ぶのが賢明です。
また、バスタ新宿からの直行便は乗換もなく大変便利な一方、当日便は到着が遅くなります。朝から現地を目指す方には夜行バスの時間帯になりますが、朝到着する点は意外と有意義かもしれません。白馬での宿泊を予定している場合やコスパ最優先の単独弾丸ツアーの方には直行バスは最有力手段になりそうです。
自家用車
高速道路で長野県にアクセス
グーグルマップで松本ICと更埴ICからの自家用車でのアクセスを調べてみます。
遠方の大阪・名古屋方面や東京方面、新潟方面の方も想定して、今回は中央自動車道から長野自動車道を経由した場合と、関越自動車道から上信越自動車道を経由した場合を想定してみます。
中央自動車道から長野自動車道経由
東京方面/大阪・名古屋方面の中央自動車道で長野県にアクセスする場合を想定します。
中央自動車道から岡谷JCにて長野自動車道に路線を変更し、4つ目のICが松本ICです。
このICで降りる事は想定していませんが、ここを起点と考えて安曇野ICで高速を降り、ここから一般道で八方尾根スキー場へ向かいます。
道中は市街地から逸れた見通しの良い道路が続きますので。ドライブにも快適な道路が続きます。到着までの所要時間と距離は以下の通りです。
時間 : 1時間12分
距離 : 59km
関越自動車道から上信越自動車道経由
次は、東京方面/北陸・新潟方面から関越自動車道や上信越自動車道を経由してアクセスする場合を想定してみます。
関越自動車道から上信越自動車道に進み長野県に入ります。長野ICでも良いですが、今回はその南に位置する更埴ICを起点として見てみることにします。上信越自動車道更埴JCから長野自動車道へすぐの更埴ICで高速を降り、山間部を超えて白馬方面に向かいます。山間部とは言っても、道路はしっかり整備されているので山道とは異なり、途中いくつかの集落を通り過ぎながら、こちらも快適なドライブを楽しめます。
到着までの所要時間と距離は以下の通りです。
時間 : 1時間4分
距離 : 48km
松本ICからも更埴ICからもどちらのルートも大きな違いはないことがわかりました。
この想定で松本駅からのアクセス時間を考えると、電車で特急あずさを利用し、シャトルバスを利用した場合では、乗り継ぎなどを考えると自家用車の利便性が優位と言えそうです。
長野駅からバスを利用する場合では、更埴ICからの自家用車も長野駅からのバスも途中同じ道路を通過する為か、所要時間にはさほど差はありませんでした。こちらは、新幹線利用で長野入りまたは自家用車で長野入り、どちらでも良さそうです。
アクセス費用
公共交通機関
電車でJR松本駅→白馬駅→シャトルバス
まずはJR松本駅より電車でアクセスの場合を想定し、スキー場までの運賃等費用について検証してみます。
松本駅 → 白馬駅
特急あずさ利用
大人 片道 1170円+1020円(指定席) 2190円
各駅停車利用
大人 片道 1170円
白馬駅 → ゴンドラ”アダム”
シャトルバス 大人 無料
因みに新宿/名古屋駅から松本駅までの所要時間と運賃をまとめてみます。
特急で松本駅まで
新宿駅から特急あずさ 2時間35分 6,620円
名古屋駅から特急しなの 2時間03分 5,610円
バスで首都圏/名古屋→JR松本駅
今度は高速バスを利用して松本駅まで向かう(松本駅からは電車に乗り換え)場合の運賃について調べてみます。
バスタ新宿から 3時間18分 4,300円(土日祝)
名鉄バスセンターから 3時間33分 4,400円(土日祝)
このバスの後はJR松本駅で電車に乗り換え、白馬駅に向かうことになります。バスから電車への乗り換えで歩行距離が200mくらい、少し時間がかかります。
新幹線でJR長野駅→直行バス
次に長野駅からの直行バスを利用する場合の運賃です。
直行バス
長野駅~八方バスターミナル 2,200円
一方、新幹線で長野駅までの運賃を調べてみます。
北陸新幹線で長野駅まで
東京駅から新幹線あさま 1時間30分 7,810円
バスタ新宿→高速直行バス
今度はバスタ新宿から高速道路を直行バスを利用してアクセスする場合の運賃です。
高速直行バス(直行便)
バスタ新宿~八方バスターミナル 4,900円~6,100円
(決済方法・曜日により変動)
どの方面からアクセスするかでさまざまなルートがありますので、どれがコスパが良いとも判断しにくいですが、遠方からアクセスされる方であれば高速バスで松本駅に向かいそこから電車に乗り換える方法や、高速直行バスを利用するのがコスパ良く移動できる感じです。
時間を優先する方は新幹線を利用して、長野駅→バスか高速直行バスが早いと思います。
バス→電車や電車→バスは乗換で歩行移動があります。歩行移動が苦手な方は電車一本や直行バスが良いです。
因みに長野駅までは新幹線の代わりに高速バスで長野駅を目指す方法もあると思いますが、いずれを利用するとしても時刻表が移動時の重要な点になります。
自家用車
中央自動車道から長野自動車道経由
自家用車での移動費用ですが、まずは松本ICを起点として調べてみます。
松本IC → 安曇野IC
普通車一般 360円 250円(休日割引)
松本ICより目的地まで走行距離(59km)としてガソリン代も試算してみます。
ガソリン単価165円と仮定(2023/7時点)燃費15km/L として算出してみると649円になります。よって高速代にガソリン代を足すと1,009円となりました。
因みに公共交通機関と同様に、以下に新宿/名古屋から松本ICまでの所要時間と高速料金をまとめてみます。
新宿出入口 2時間40分 222km 4,610円(ETC休日割引有)
名古屋IC 2時間20分 203km 3.580円(ETC休日割引有)
ガソリン代を上記計算式で試算してみると
新宿出入口 222km 4,610円(高速代)+ 2,442円(ガソリン代)= 7,052円
名古屋IC 203km 3.580円(高速代)+ 2,233円(ガソリン代)= 5,813円
となりました。
次に関越自動車道経由で試算してみます。
関越自動車道から上信越自動車道経由
今度は練馬ICから関越自動車道経由で更埴ICまでの料金をまとめてみます。
まず更埴ICより目的地まで走行距離(48km)としてガソリン代も試算してみます。
ガソリン単価165円と仮定(2023/7時点)燃費15km/L として算出してみると528円になります。
また、首都圏から更埴ICまでの時間と距離、料金をまとめてみます。
練馬IC 2時間41分 237kn 4,580円(ETC休日割引有)
ガソリン代を上記計算式で更に試算してみると
練馬IC 237km 4,580円(高速代)+ 2,607円(ガソリン代)= 7,187円
新宿出入口からとほとんど同額になりました。
首都圏からの自家用車でのアクセスではどちらも大差ないことがわかりました。
自家用車で高速道路を利用する場合は、どちらの道路を選択しても時間的にも料金的にも大きな違いはなさそうです。調べてみて初めて分かりました。
どれくらい遠方からアクセスするかで費用は大きく変わってきますので、スタート地点からの費用はそれぞれの状況で調べる必要はありそうです。
主要都市からのアクセスに関しては、単独で移動する場合には高速バスと電車の乗り継ぎや直行バスがコスパ良く移動できそうです。単独の移動で自家用車を利用すると、高速代とガソリン代で以外とコストがかかりそうです。
一方で、近隣からのアクセスで高速代が抑えられる場合、単独でも自家用車の方がコスパは良くなりそうです。
1人/2人/3人/4人 で比較
次に家族や友人とワイワイ複数人で出掛けることを想定して費用の比較をしてみます。
これも松本駅を起点とした場合の費用の比較です。
公共交通機関
2人 2,340円
3人 3,510円
4人 4,680円
自家用車
2人 1,009円
3人 1,009円
4人 1,009円
一方長野駅東口を起点にバスの費用を見てみます。
公共交通機関
2人 4,400円
3人 6,600円
4人 8,800円
自家用車(ガソリン代のみ)
2人 528円
3人 528円
4人 528円
自家用車は人数が増えても1台に乗合することになるので一人当たりのコスパはとても良いです。当たり前ですが・・。
参考までに、自家用車ではなくレンタカーを借りる場合もあるかもしれませんので、その場合も想定してみます。コンパクトカー1台(C-1クラス コンパクト)を24時間レンタルした料金を8,000円と想定するとその分が加算になります。また、8人乗りミニバンクラスであれば、20,000円を超えるくらいになりそうです。
乗合の人数と快適性のバランスで選ぶのが良さそうです。
今回の算出金額の起点は公共交通機関であれば松本駅/長野駅、自動車であれば松本IC/更埴ICですが、東京/名古屋近郊からアクセスの場合、上記のような松本市/長野市までのアクセス費用がかかります。人数と車の手配をどうするか、スタート地点によって費用に違いが出てきます。
複数人や家族で移動する場合には、移動時間を抑えたり、自由度を持ちながら移動したい為、車での移動が向いているアクセス手段であることがわかります。
一方で公共交通機関の場合は、出発地点からの料金×人数分での負担が発生します。2名程度で運転や渋滞のストレスからの解放感を味わいながら、ゆっくり移動中も互いにストレスなく旅を楽しむ場合に向いている手段だと思います。
快適で自身の目的に適した移動手段を検討する材料として見ていただくのが良いと思います。
施設設備紹介ロッカー/更衣室
公共交通機関で移動の方には八方バスターミナルのコインローカーを利用するのがお勧めです。
ロッカー料金は小型の200円~500円、施設のホームページで紹介されていますので事前に確認しておきましょう。予約は必要ですが、手荷物預かりも受け付けてくれます。登山用の大きなザックなども預かってもらう事ができそうです。
また、バスターミナルには無料のトイレと更衣室が用意されています。移動中と服装を着替える方にとっても重宝しそうです。
駐車場
駐車場はゴンドラリフト近辺に有料駐車場があります。ほか周辺には無料の駐車場が複数個所あり駐車スペースに困ることはなさそうです。
ただし、駐車場によっては、バスターミナル同様にゴンドラ乗り場から離れた場所も多くあります。ゴンドラ乗り場まではある程度の徒歩移動は想定した方が良いかもしれません。
おすすめのアクセス方法/楽しみ方
お勧めのアクセス方法ですが、首都圏からコスパ優先で、少人数でしたら直行バスが一番良さそうです。できれば当日便ではなく、前日白馬入りして翌朝八方池に向かうのが天候の影響も受けにくく絶景を楽しめる可能性が高いのでお勧めです。
複数人でしたら自家用車やレンタカーを利用して、自由度や時間効率を優先した相乗りでの移動が適していると思います。
私個人的には公共交通機関を利用したアクセスで、移動中も安心して景色を楽しみながら目的地に向かう事をお勧めできればと考えています。北陸新幹線長野駅からの直行バスでのアクセスや高速バスなどを利用するのも良いと思います。
公共交通機関を利用するデメリットには、ちょっとした歩行での乗換移動や乗換の待ち時間もあります。その為公共交通機関での移動の場合は、その時間も楽しめる余裕を持った移動計画がポイントです。
一方、自家用車移動のデメリットとしては、渋滞や車両トラブル・事故、運転の疲れやストレスが負担になります。運転手に負担が集中しやすいので、運転手へのちょっとした配慮が必要になりますので、気の合う仲間や家族での移動に適しています。
目的地にはできるだけ午前中の到着をお勧めします。
北アルプスの景色を堪能するには晴天率の高い午前中がお勧めです。午後には雲に覆われて来ることが日常的におきますので、午後は絶景を楽しめる可能性がグッと下がってしまいます。
せっかくでしたら午前中の到着で計画をすることをお勧めします。
まとめ
今回は、白馬の絶景の一つである八方池へのアクセスについて紹介してみました。
公共交通機関や自家用車での経路や費用はスタート地点でそれぞれ異なりますし、ここに紹介した方法以外にもアクセス方法はいろいろあり紹介しきれていませんが、それぞれメリット、デメリットがあります。
同じ方面でも選択する交通手段によって、所要時間や費用の掛かり方も異なり迷ってしまいます。目的地までの移動方法はわからないことも多く、意外と時間をかけて調べていることも少なくないと感じています。
今回の内容が、移動時の楽しみ方や同行する人数、時間と費用を総合的に判断して、自分に適した手段を手軽に判断できる材料となることを期待しています。
目的地だけでなく移動時間も楽しんでもらえる方法の助けになれば嬉しく思います。
この記事の内容には運行期間を記された内容を多く含んでいます。利便性高く読んでいただける様できるだけアップデートを意識して有効な内容にまとめてゆきたいと考えています。
具体的なより詳しい情報を知りたい方は、各情報のHPなどで調べていただくことをお勧めします。
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