【どう行く？】志賀高原　横手山・渋峠スキー場

スキー場紹介

志賀高原・横手山スキー場は、長野県北部に位置する人気のあるスキーリゾートです。標高が高く、豊富な積雪量が魅力の一つで、良質な雪質を楽しめる人気のスキー場となっています。ゲレンデは初心者向けから上級者向けまで幅広く構成しており、家族連れやグループでも楽しめるコースが整っています。

どのスキー場よりも標高が高いためシーズンの長さは国内屈指です。山頂からは360度の大パノラマが広がり雲上の世界が広がっています。ボトムが1700mと非常に標高が高いところをベースとし、横手山の北西に延びるロングコースと別世界の渋峠エリアが魅力のスキー場で、雲海とともに滑る天空のスキー場は非日常を全身で感じる事ができます。

所在地

長野県下高井郡山ノ内町志賀高原横手

志賀高原スキー場　横手山・渋峠スキー場

コース数/リフト数

コース数：10　　リフト数：7基

シーズン

１１月下旬～５月中旬（2024年５月17日終了）

標高差はどのくらい？

最上部：2,307m
最下部：1,705m

常設リフトのゲレンデとしては最高地ではないでしょうか？
それ故、シーズンインの早さは魅力です。真冬の厳冬期は気温がとても低く吹雪でリフトが止まることもあります。天候には注意してリフトの運行状況は事前に確認する事をお勧めします。

アクセス方法

＜志賀高原横手山スキー場に行くには＞
志賀高原横手山スキー場に行くには、電車とバスを乗り継いで行く方法と自家用車でスキー場に直接行く方法、自家用車とバスを利用してゆく方法等、装備の状況に応じてアクセス手段を選ぶ方法があります。
公共交通機関を利用する場合と、自家用車を利用する場合を想定してパターン別に検証してみます。

公共交通機関

時刻表

志賀高原に向かう方法として、今回は長野駅を起点に特急バスを利用する方法で時刻を見てみます。
この特急バスは志賀香華山の駅を目指す特急バスですが、スノーモンキーパークで降りられる外国人の方にも人気の特急バスです。

志賀高原山の駅から横手山スキー場へは無料シャトルバスが便利ですのでこちらに乗り換えて移動します。
乗車時はスキーウェアに着替えて乗車できるのでゲレンデ間の移動にも便利です。
山の駅から横手山スキー場までの運行時刻は以下の様になっています。
平日の運行状況と土日お休み期間の運行状況に分けて一覧化しています。

次に横手山スキー場から志賀高原山の駅までの無料シャトルバスについて平日と土日お休み期間い分けて一覧化しています。

以下は志賀高原山の駅から長野駅東口までの運行状況です。

長野駅東口と横手山スキー場を往復するバスは基本毎日運行ですが、朝一番の便は土曜日指定等曜日指定もありますので、詳しくは運行会社のHPにて確認をお願いします。

自家用車

長野市内より

自家用車で向かう場合には、長野自動車道　信州中野ICを降り志賀中野有料道路などを経由し、国道292号を通って志賀高原に向かいます。信州中野ICから横手山スキー場まではおよそ33㎞、天候と道路状況にもよりますが、時間にして約１時間程度で到着します。
自家用車で向かう場合、高原ルートの冬季は路面の凍結に注意が必要です。悪天候や降雪状況によっては各車両がスリップ回避で慎重に進みますので、少し時間的には余裕を持ったスケジュールがお勧めです。
また車両の雪道装備としてスタドレスタイヤ/チェーンはしっかり整えて向かいましょう。思わぬトラブルが発生した場合は到着時間が大幅に遅れる事も想定しておきましょう。

志賀高原山の駅に到着した場合は、こちらの駐車場に止めてシャトルバスで横手山に向かうことも可能ですし、横手山スキー場駐車場まで向かう事も可能です。土日祝日には山の駅駐車場は満車になることもありますので、状況次第で駐車場を判断します。

アクセス費用

公共交通機関

長野駅東口からの特急バスの場合を検証します。
特急バスを利用しての志賀高原山の駅までの運賃は以下の通りです。
長野駅東口　→　志賀高原山の駅　2,200円（大人）
ここから横手山スキー場までは、無料のシャトルバスが定期的に運行されていますので、こちらを利用するのがお勧めです。

自家用車

自家用車の場合は、長野自動車道信州中野ICを起点に検証してみます。
信州中野ICから志賀中野有料道路を通過し、その後国道292号を通って志賀高原に向かいますが、志賀中野有料道路の利用料金は、
普通車　330円　
ここから時間として約60 分　距離にして33 km　で到着します。
ICから現地までのおよそのガソリン代は、
352円（燃費15㎞/ｌ 、160円/ｌで計算）
合わせて　682円　となりました。

公共交通機関と比較する場合には、同じ長野駅を起点となりますが、その場合は距離がプラス20㎢（213円）須坂長野東IC⇒信州中野IC（480円）
上記と合わせると　1,375円 となりました。

費用比較

公共交通機関と自家用車を費用比較してみると、自家用車の方がコスト面でメリットがあります。
自家用車の起点を同じ長野駅とした場合で高速代と追加のガソリン代を加えても安く済みます。
ただし、ハイシーズン中の厳冬期や天候悪化を考えると、チェーンの準備や装着時間、運転時の不安に備える必要があります。
特にチェーンの装着が必要な路面状況の場合、慣れない作業に想像以上に時間をロスしたり、うまく装着できずトラブルが起きる可能性もあります。
雪道が不安に感じる方であれば、長野駅の駐車場を利用して公共交通機関に乗り換えるのもお勧めです。長野駅に駐車する場合は200円/60分程度が必要です。

遠方からアクセスする場合には、長野駅までの公共交通機関料金、または自家用車での高速代+ガソリン代という事になります。
同行する人数や雪道装備によって自家用車の利用とのバランスを見て判断がお勧めです。

施設設備紹介

ロッカー

志賀高原山の駅にきれいなロッカースペースがあります。
男女に分かれた更衣室兼コインロッカースペースと共有の開放スペースにもロッカーはあります。
数は十分ありますので、ハイシーズンでも大丈夫そうです。サイズ/料金も豊富ですので荷物量にあったサイズを選ぶ事ができます。

更衣室

ロッカースペースとして男女分かれていますので、そこで着替えることができます。
スペースはとてもきれいで快適です。スキーブーツへの履き替えもここで行い靴を収める事ができます。

レンタル

志賀高原山の駅でスキーやボードはレンタルすることができます。
ロッカーもすぐ近くですので着替えとレンタルをスムーズに行える理想的な配置になっています。
因みにここでリフトのチケットを購入することもできます。
事前に購入した後無料シャトルバスに乗ると現地での購入時間の短縮も可能です。

まとめ

志賀高原横手山スキー場は私の大好きなお勧めスキー場の一つです。
豊富な雪と良質な雪質が魅力ですし、厳冬期には樹氷の名所としても知られているため、大迫力の樹氷を鑑賞することもできます。私はその樹氷を見る為に行きます。

他の志賀高原のスキー場より標高が高く奥に位置している為、天候によっては厳しいコンディションになりやすい傾向があるかもしれません。お勧めは２月の天気の良い日に訪れるのが最高です。
着替えやロッカー、レンタルを必要とする場合、横手山スキー場自体には大きな施設はないので、志賀高原山の駅にて準備を整えて無料シャトルバスで横手山スキー場まで移動するのがお勧めです。

天気も良く自家用車が雪道にしっかり対応しているようであれば、自家用車で向かうのがコスパは良いと思います。雪道に慣れている方は最上部の駐車場まで上がることができますので、時間的にも自由度が増し時刻表を気にせず楽しみましょう。